
■起業を決心し、いざ店舗の準備や備品の購入を始める段階になると
首をかしげてしまう行動を起こす人がいます。
首をかしげる理由。それはビジネスに関係ない(私はそう思います)事に
やたら時間とお金をかけるのです。
たとえば、事務所の椅子です。
私は椅子などは一番安い中古のボロで良いと思っていますが
起業家の中には、机や椅子一つ購入するためにやたらと時間とお金をかける方がいるのです。
わざわざイタリアの高級椅子などをカタログやショールームで吟味し選ぶのです。
しかも1ヶ月かけて。
私は理解出来ませんでした。
そんな時間とお金があるのなら、なぜ集客にお金をかけないのでしょうか?
イタリアの高級な椅子など数十万円するのです。そのお金をビジネスに使用せず
ろくに座りもしない椅子にあてるとは?
この人は、起業しただけで何処かの大企業の社長になった気分なのでしょう。
机もその人に似合わず立派でした。
この方はあっと言う間に消えてしまいました。当たり前のことです。
またある起業家は、店舗にこだわってしまいました。
商売はハウスクリーニング業なのですが、やたらと店舗にこだわったのです。
都内で一等地の場所にあったその事務所は、見かけが素晴らしく誰が見ても
しっかりした会社としてお客に写るでしょう!
しかし、お客は家のクリーニングを頼むのにわざわざその店舗に出かけて行くでしょうか?
出かける訳がありません。せいぜい広告かチラシあるいは電話帖の広告で決めてしまいます。
何を思って、時間をかけて高級店舗を見つける必要があったのでしょうか?
業種がエステサロンや宝石店なら理解できますが、ハウスクリーニング業で高級店舗が
必要と思ってしまったこの社長は、あきらかに勘違いをしています。
信じられないかも知れませんが、世の中にはこのような勘違いをされる方が沢山います。
くれぐれも業種にそぐわない準備だけは気を付けて下さい。
商売は見かけでするものではありません。
お客が喜んでくれること、お客が助かること、お客が感謝してくれることをするのです。
自己満足でビジネスを始めるととんでもない失敗をしてしまいます。
見かけなど何の役にも立ちません。ビジネスにはまったく必要の無いものなのです。
